昔から菜種の産地で町をあげて良質な菜種を育てている青森県横浜町から菜種収穫風景が届いた。
古き良き時代、日本の手絞り菜種油復活に向け今年で14年目に入る。
今期、自分が追い求めた青森県横浜町産の原料菜種がほうろく屋へ入る!
国産菜種の自給率は0.04%と言われとても貴重なもの。
ほとんどは海外からの遺伝子組み換え菜種が輸入され食用油にかわる。
復活を決めた当初から国産菜種にこだわり、買い付け先(契約農家さん)が無い中
若者たちと耕作放棄地を開墾し自ら菜の花を咲かせることからスタートした。
始めの5.6年間はとても苦労したのを思い出す。
と、同時に契約農家さんを探すため全国を歩いた。
お金にならない菜種栽培はほとんど断られた。
何度も心が折れそうになったが、熱意と根性で突き進んだ。
実は、数年前に現地を訪れ、必死に訴えたが信用や実績のない小さな油屋には相手してもらえなかった。
しかし、真面目に信念を貫けば、いつかどこかで必ず誰かが手を差し伸べてくれる。
そして今期、日本一の産地、青森県横浜町産の菜種から油を搾り出すことができるっ!ことになりました。